CASE STUDY

採用をセンターピンに、売上昨対170%超達成 採用をセンターピンに、売上昨対170%超達成

株式会社AXIS 代表取締役 伊賀 正哉 氏 / 代表取締役 子安 勘太

事業内容:

Webマーケティングを軸に戦略立案から制作まで一気通貫で支援するデジタルマーケティング会社。デジタルマーケティング、Webサイト制作、映像・3DCG制作などを提供し、企業の集客・成長を後押しする


課題: 売上・営業課題
業界: IT・通信・ソフトウェア業界

採用が“センターピン”。1〜2カ月で10名採用&売上170〜180%へ

— 『すごい会議』導入から約2年。今期2年目に生まれた最も印象的な成果を教えてください。

( 子安 )

僕が思う最大の成果は、人材採用です。今期は、マーケターだけでも倍近くに人数を増やし、採用を起点に組織を思い切り動かした1年でした。

採用にフォーカスした理由はシンプルで、今期の目標達成には「人」が必要だと判断したからです。大量採用することで、会社とのマッチングや育成などの課題も浮き彫りになりましたが、それもまた金脈。今期も引き続き、採用数を増やします。

人が増えたことで、月間の業績は咋対比倍近くに伸び、組織としてできることも一気に増えました。直近で採用したメンバーが、すでに『すごい会議』のトップチームに入って活躍するなど、推進力も上がっています。

— 採用への取り組みで、象徴的なエピソードがあれば教えてください。

( 伊賀 )

印象的なのは、1〜2カ月の間に10名を採用しなければならなかったときですね。一般的な採用チャネルだけでは採り切れないので、リファラル採用をプロジェクト化しました。

「やる」と決めて、会議メンバー総出で知人にアプローチした結果、10名という採用KPIを達成。あのスピード感は、この会議と彼らの熱量の高さがあってこそです。

一つのことに全員でフォーカスすれば、ここまでやり切れる。大きな成功体験になりました。

— 定量的な成果は、どう変化しましたか。

( 伊賀 )

今期は特に明確に伸び、売上は前年比170〜180%で着地見込みです。昨年も前年比およそ130〜140%で伸びているので、右肩上がりが続いています。

導入1年目で、経営メンバーが『すごい会議』の考え方や問題解決の手法を学び、2年目は、それを日常業務に落とし込むことで現場のコミュニケーションが変わった。『すごい会議』の思考や言葉が根付いています。

「どのようにすればできるか」ハイパフォーマンスOSのインストール

— 導入2年目は、1年目にどのような変化を感じて継続を決めましたか。

( 伊賀 )

1年目から「導入してよかった」と感じる変化は明確にあり、同時に「もっと伸ばせる」という余地も見えていたので、継続は自然な判断でした。

1年目の最大の変化は、組織内に共通認識・共通言語ができたこと。“事実”と“解釈”を分けて話すなど、会話の土台部分での足並みがそろい、組織が動きだす一歩目を踏めた感覚がありました。

また、目標と向き合うときのコミュニケーションの質も変わりましたね。不満や言い訳ではなく、「どうすれば達成できるか」「よりよくするにはどうするか」と、前向きに向き合うハイパフォーマンスOSがインプットされ、熱量の高い中核メンバーの一体感が高まったんです。その実感が何よりの手応えでした。

— 『すごい会議』のどのような考え方に、効果を感じていらっしゃいますか。

( 伊賀 )

僕が効果を感じるのは、「どのようにすればできるか」という問いです。たとえば、前述のリファラル採用も、制度を変えてでも「何が可能か」と、考えた結果です。現状にとらわれず、理想を目指して問題を解決すればいい──今まではできていなかった思考です。

『すごい会議』がなければ人を増やすこともなく、コーチがいなければ問題と向き合い続けられなかった。今の成長率は、間違いなく『すごい会議』が起点です。

「大成功」の足かせは何か——「違い」が起きる手触り感が決め手

— そもそも、2年前に導入に至った経緯を教えてください。

( 伊賀 )

経営者仲間からの口コミで、複数の企業が『すごい会議』を導入して変化を遂げていると聞いたことがきっかけでした。

導入前のコーチとのミーティングで、「何ができたら大成功か」「もっと目標を飛躍させられるのでは」と、問われて気づいたんです──自分の視座が「今ある状態で、どう成果を最大化するか」という、事業部長レベルの思考に留まっていることに。同時に、何が「大成功」の足かせなのか、思考が動く感覚もありました。

大成功を手に入れられるなら、会社にも自分の人生にとっても間違いなく有意義になる。大きな違いが起きそうな手触り感に、導入を決めました。

— 新垣コーチに依頼した決め手をお聞かせください。

( 伊賀 )

決め手は大きく2つ。1つは、新垣さんが広告領域のバックボーンを持っていて、当社の事業のど真ん中を理解して伴走してくれるイメージができたからです。

もう1つ、僕たちが求めたのは、単に「会議を回す人」ではなく、経営や組織の問題に対して僕たちと一緒に本気で考え、必要なことをしっかりフィードバックしてくれる存在。コーチングだけでなくティーチングも交えながら、深く入り込んでくれる人と組みたかった。

最終的に、新垣さんのDAY1のセッションを体験して、直感的に「この人だ」と即決しました。新垣さんの人間性が当社のメンバーにフィットすると思ったし、社内の人間関係をよりよくしていける予感がしたんです。

— コーチは、この組織の素晴らしさをどう見ていますか。

D 新垣(コーチ) )

ここまで一貫してやり切れるのは、この組織の根本的な文化の素晴らしさであり、そもそもの人材の質・熱量の高い集団だったことが最大の要素だと思います。

人材採用をセンターピンに置いて徹底して動いた結果、その先の社員教育や組織図改訂など、組織づくりが一気に動き始めた印象です。

ポートフォリオ経営への移行。経営者の視野が広がる2年間

— 子安代表は、今期から『すごい会議』の「意思決定者」を務められています。ご自身の変化をどう実感しますか。

( 子安 )

自分から「意思決定者をやりたい」と伊賀に提案しました。意思決定者になったことで、決めたことを達成する覚悟と当事者意識が強まった実感があります。AXISの代表に就任したのは、その後です。「自分が成功させなければ」という、以前とは違う緊張感を感じています。

( 伊賀 )

会社を強くするには事業柱を複数持つポートフォリオ経営が必要だと思っているので、『すごい会議』を機に、AXISを深化させる役割を子安に任せました。

そこで空いた僕のリソースは、新規事業の立ち上げや金融知識を活かした収益管理など、経営を強化するために注いでいきます。組織の総合点を上げるための判断です。

— 伊賀代表から見た、子安代表の1年の成長を教えてください。

( 伊賀 )

ちょうど今日、『すごい会議』3年目の年間目標を立てるセッションDAY1をしていて。「1年間の目標を決める」という発想から一段上がり、5年という中長期視点を踏まえた上で来年の目標をどう置くか、数字をどう描き、プロセスをどう設計するか。議論する子安の姿に成長を感じました。

それは社長としての、あるべき視点であり姿。意思決定者や代表という立場を経験したからこその成長だと思います。

さらなる伸びしろは、子安の強みである「周囲を巻き込んで推進する力」を、もっと遺憾なく発揮していくこと。周りをうまく使って判断材料を集めながら、得意分野で堂々と引っ張っていってほしい──リーダーの強みが磨かれるほど、組織は強くなるはずです。

— 伊賀さんご自身は、この『すごい会議』でどうアップデートされましたか。

( 伊賀 )

経営に関する視野が確実に広がりました。僕自身が「今あるものを最大化する」という過去の思考のままだったら、代表権を子安に委譲する判断も生まれず、この先の未来は違うものになっていたはずです。

「自分が描く理想の世界線を形にするために、何をするか」と、考えられるようになったからこそ、自分の役割や強みに気づけた。僕と子安の成長と、伴走してくれる新垣さんの存在。条件がそろったことで全体最適が進みました。

「問題解決を楽しめる人」が伸びる。PMO抜擢がきっかけに

— 他にも印象的な問題解決・エピソードがあればお聞かせください。

( 子安 )

『すごい会議』のPMO(Project Management Officer)に社員を抜擢したところ、その2名が大きく成長しました。現場の推進力や生産性が上がり、本人たちもイキイキと仕事をしています。誰が伸びそうか、伸ばしたいかも含めて選抜しました。

彼らが伸びたのは、PMOとして他の担当者とコミュニケーションするなかで、さまざまな自分の強みを再発見し、強化していけたからだと思います。個人の強みと組織のニーズが、うまく噛み合いました。

— コーチの視点から、どのようなメンバーが『すごい会議』で伸びると思いますか。

D 新垣(コーチ) )

問題解決に楽しみを見出せる人かもしれません。問題が起きたときにどう解決するか。義務や責務として考えるのでなく、ゲームのように楽しんで向き合えるメンタリティがあれば、『すごい会議』で才能を開花させられる可能性は高いと思います。

カンフル剤ではなく「インフラ」——3年目も継続する理由

— 3年目も『すごい会議』を継続した最大の理由はなんですか。

( 伊賀 )

正直、継続するかしないかを検討した覚えはなく、最初から継続前提で捉えていました。理由は、組織の変化率が高かったことに加えて、新垣さんが当社の一員かのように責任を持って経営に踏み込み、一緒に進んでくれる感覚があったからです。

期限付きの契約という意識はなく、一種のインフラ。会社のアセットだと捉えています。

— 新垣コーチの魅力を、改めて教えてください。

( 伊賀 )

フィーリングの話になりますが、僕は「一緒に飲みに行きたいか」という感覚を大事にしています。要は、人として好きかどうか。会社のメンバーを採用するときも、そこを大切にしてきました。

新垣さんの魅力は、その第三者然としない距離感です。僕たちと同じ温度感で向き合い、思考の解像度を上げてくれる。会議室だけでなく、食事やお酒の場でも「基準」を上げる体験をさせてもらっています。

( 子安 )

僕のなかでは、ひとことで「漢」ですね。パーソナルトレーナーのように、きつい局面でも「うまくいきそうな言葉」をかけてくれる。僕は考え過ぎる傾向がありますが、相談するたびに「うまくいきそうな解釈」に導いてくれるので、助けられていますし、信頼しています。

「格」を上げる目標に挑戦。“全社員インストール”で加速する

— 導入3年目の今年は、『すごい会議』をどう活用しますか。

( 子安 )

今日のDAY1で、かなり挑戦的な目標が決まりました。「達成できたらめちゃくちゃグレートだけど、どうやって達成するかは全然わからない」目標です。でも、達成できれば会社の格がめちゃくちゃ上がる。

そのために取り組むテーマは、大きく2つ。経営チームの成長と、引き続き、人材採用の成功です。この2点を意図的に狙わない限り達成できない目標なので、基準を上げて走り切ります。

D 新垣(コーチ) )

今期は、これまで経営チーム/管理職以上で実施していた『すごい会議』を、全社員にインストールします。狙いは、誰でも『すごい会議』方式で「どのようにすればできるか」と、問題解決する思考を装備すること。この2年の流れを生かし、現場からも成長を加速させます。

— 3年目の今年、子安代表がコミットすることを教えてください。

( 子安 )

まず、AXISの事業を伸ばします。自分自身とメンバーの成長をしっかり引き上げ、社内外問わず「この事業といえば、AXIS」と、思ってもらえる事業・組織づくりにコミットします。

— 伊賀さんがコミットすることを教えてください。

( 伊賀 )

1つは新規事業の立ち上げ、もう1つはM&Aチームの編成です。5年単位で見たときの最初の一歩として非常に重要な要素になるので、今年の大きなミッションです。

伸ばす意志があれば、未来は変えられる——基準を上げて次の世界線を目指す

— どのような企業に『すごい会議』をおすすめしますか。

( 伊賀 )

会社を伸ばそうとする意志が経営者にあるなら、導入した方がいいと思います。ただ、事業の立ち上げフェーズだと、まだ早いと感じるところもあって。拡大フェーズが一番インパクトが出そうですね。

参加するメンバーのポテンシャルやスキルも重要なので、一定水準のメンバーをそろえた上で中核メンバーも事業を伸ばす意志があるなら、ドンピシャでハマるはずです。

— 『すごい会議』とは、なんでしょうか。

( 子安 )

本当の意味での目標設定かな。自分たちだけでは考えないような基準の高い目標を設定し、達成への強制力を持つもの。基準の高さがポイントです。

( 伊賀 )

僕にとっては、自分のなかの最も高いトップラインの目標を引き出す仕組みです。その目標に対して実現可能性をどう上げるか、どう成功させるかを考え、形にしていく。自分の世界線が変わるような体験です。

— 親しい経営者の方への新垣コーチのおすすめ度合いを教えてください。(10点満点)

( 伊賀 )

おすすめしすぎて、僕たちの時間が減ってしまうと困りますが(笑)、自分たちの伸びしろ込みで9点〜10点かな。実際に何人か紹介していますし、新垣さんは自信を持って紹介できる方です。今後は、当社の参加メンバー一人ひとりにブレイクスルーが起これば、20点もあり得ます。

( 子安 )

僕も同じ理由で9.5点。新垣さんをどう活用できるかは、こちらの伸びしろの問題なので、そこがジャストフィットする組織なら間違いなくおすすめします。

— 今後の貴社のビジョンを教えてください。

( 伊賀 )

AXISとしてのビジョンは、大きく2つ。ベースにあるのは「人の心と体を動かす」というミッションです。まずは基軸の広告事業において、市場から何かしらの形で「一番イケている会社だ」と、認知を取れる状態をつくります。そして同時に、広告領域だけでなく新規の事業規領域でも、第1想起を取れる存在を目指して進みます。

— ありがとうございました。

( 取材日:2026年1月9日、場所:株式会社AXIS 、インタビュアー:渡辺 恵)


               

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