「縁」を生み出す会議
- 2018.02.02
- すごい会議
こんにちは。
コーチの森です。
先日、あるクライアントと会話をしていた際に、嬉しい報告がありました。
その企業は、「すごい会議」を実施する際に会場としてホテルの会議室を使用していたのですが、
ある日、そのホテルのアルバイトスタッフ3名が、その企業の新卒採用に応募してきたと言うのです。
しかもこの度入社が決まった!という報告でした。
詳しく聞いてみると、なんと、そのホテルで実施していた会議の雰囲気が素晴らしかったので
こういう会社で働きたいと思い、ホームページを調べて応募してきたとのこと。
会議が素晴らしいってどういうこと?と思われるかもしれません。
では、その企業は何か特別な会議をやっていたか?
答えはNOです。
その会議は、代表と幹部メンバーが参加するもので、彼らは真剣に
「どうすれば目標達成できるだろうか?」
「どうすれば顧客が満足してくれるだろうか?」
と、実現したいビジョンを明確にし、そこを解決するための会話を繰り返す
ということをしていいただけです。
ただ、一つポイントがあるとすると、彼らは問題の指摘をするのではなく、可能性に溢れる会話をしていたという点。
その「可能性に溢れる」の一つが、「どのようにすれば〜できるか?」という、未来を作る発言に現れています。
もちろん彼らも、生まれつき可能性に溢れる会話をしていたわけではありません。
「すごい会議」を実施することで後天的に会得し、共通のムードとして定着した結果です。
その様子が見ている人にとっては、素晴らしいと感じる要素=組織の雰囲気の良さや、企業の未来にワクワクする感じにつながったのではないでしょうか。
全く知らない人が皆さんの会社の会議を見たとき、この会社で一緒に働きたい!とついつい思ってしまうような、そんな会議をしていますか?
会議が変わると、チームのムードが変わる。
自然と第三者に伝わる雰囲気も変わる。
良い感じがする企業にはお客様も寄ってくる。
結果として、業績も自然と伸びてくるのではないか、そう思います。